現役で火災保険鑑定人をしていますが、支払いの際にお困りになる方が非常に多いです。そんな方のためにみてほしいことをまとめました。
まずは、規約がどうなっている？
規約（制度）は保険会社によって、全く違います。必ず規約は読みましょう。（規約は読まずともパンフレットだけでも）
①制度が充実しているかどうか。
当たり前ですが、対象になる事由が多い方がいいです。火事しか対象にならない保険もあるため、注意が必要です。
②免責金額はどうなっているか。
免責金額とは、各々の保険会社で免責金額が決められており、その金額を超えなければ支払いがされません。
特に風水害保障で免責金額が決められており、基本20万円ですが、免責を変更できたり、10万円の免責の保険会社もあるため、免責金額は知っておくべきです。
保険金の支払い状況はどうなっているか。
ネットでは「支払われなかったから、この保険会社はだめだ」という誹謗中傷が溢れて、どの保険会社にすれば良いか迷われる方が多いです。
誹謗中傷に惑わされない支払い状況の確認方法
本当に支払ってくれる保険会社かどうかを調べるには、その保険会社のホームページにいき、昨年の保険金支払いを調べるのが間違いないです。
ネットの支払われなかったという情報は大体契約者の規約の読み取り不足が多く見受けられます。規約を読んだ上で、その保険会社がいくら昨年支払ったか確認しましょう。
保険料はどうなっているのか。
当たり前ですが、保険料が安い方がいいですよね。
上記内容を受け、必要な制度が揃っているか、免責は低く設定されているかを見比べた上で、保険料が安い保険に入るべきです。
最後に鑑定士だから知っているここだけの話。
正直鑑定事務所はどこの保険会社も同様な鑑定事務所を利用されてるため、鑑定額に差はありません。
そのため、鑑定額で保険会社の良い悪いはありません。（自社で鑑定している会社はほぼありません）
ネットでよくここの保険会社は支払いが良い悪いとありますが、鑑定会社はほぼ同様な鑑定結果を提出されます。まずは無料見積をしましょう。
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