老いも若きも集う街、吉祥寺
中央線と井の頭線の乗換駅である吉祥寺駅は、今も昔もおしゃれな人たちが集まる人気のエリアです。
都心部より落ち着いた雰囲気がありながら、感度の高いセレクトショップやインテリア系ショップなどもあり、1日歩き回っていても飽きないですよね。
また、駅の出口ごとに街の雰囲気もがらりと変わるので、探検気分で街を散策できます。
そんな吉祥寺エリアで、楽しくお酒が飲めるお店は枚挙にいとまがありませんが、今回は気軽にワインが楽しめるお店をピックアップして3つご紹介致します。
パン×ワインのマリアージュ Boulangerie Bistro EPEE(ブーランジェリー・ビストロ・エペ)
駅を出て井の頭公園に向かう途中、ドンキホーテの裏エリアに、「EPEE」と大きく壁面に書かれた建物が「Boulangerie Bistro EPEE」。
「ブーランジェリービストロエペ」と名乗っておられるだけあり、パンを買いに来るだけのお客さんも多い隠れた人気店です。
店内に大きな窯があり、焼き立てが店頭に並べられているので、お食事のついでにパンを買って帰ることもできますよ。
店内で頂けるお食事はビストロ風で、パンにもワインにも合うメニューばかりです。人気の生ハムはぜひ食べておきたい一品。
盛り合わせで数種類楽しむことができます。
また、ポークコンフィにはレーズン入りのパン、コロッケにはパン・ド・ミ…といったように、オーダーした食事に合わせてパンを提供してくださるので、色々な種類のパンを少しずつ味わえるのも嬉しいポイントです。
もちろんドリンクのワインも、食事やその日の気分に合わせてセレクトしてもらえますので、知識がない方も気軽にワインを楽しむことができますよ。
ちなみにランチ営業もしていますが、満席のことも多いので予約は必須です。
パンの持ち帰りをしたい場合は、夕方には売り切れてしまうことが多いので早めの来店がベターです。
深夜まで賑わう人気店 trattoria ciccio(トラットリア・チッチョ)
駅北口からしばらく歩いた路地裏で、いつも遅い時間まで賑わっているイタリアンバル「トラットリアチッチョ」は、予約必須の人気店。
飛び込みでの来店も可能ではありますが、もしすんなり入れたらとてもラッキーです。ですが、長い時間待ってでも入る価値はありますよ。
一皿ひとさらのポーションはそれほど多くなく、その分価格も抑えられているので、少人数で来店しても色々なお料理を楽しむことができます。
店員さんの接客がとてもフレンドリーなので、注文に迷ったらぜひおすすめを聞いてみましょう。
苦手な食材などの好みもヒアリングしてくれるので、お任せしてみるのもいいですね。
季節の魚を使ったアクアパッツアや、ワイン塩を添えたフレッシュな牡蠣を提供していたりと、季節の材料を使った一品も多いので、何度も訪問したくなること間違いなしです。
ワインも比較的安価にグラス一杯450円ほどから楽しめるので、ついつい飲みすぎてしまうかもしれません。
オシャレな内装に、営業時間は深夜3時までと長めになっているので、デート利用にもぴったりですね。
ビストロだけど串焼きも! bistro hatch(ビストロ・ハッチ)
知る人ぞ知る人気店、「ビストロハッチ」は、東急裏エリアの路地裏に位置します。
デッキ席も数席あり、暖かい時期には開け放たれた窓から風が入り。開放的な気分にしてくれます。
こちらのお店の特徴は、フレンチビストロにしては珍しく串焼きをオススメしているところです。
その中でも特につくねはオーダーしているお客さんも多く、不思議とワインにも合うのでぜひ食べてほしい一皿です。
また、牛ハラミのステーキも人気メニューのひとつで、山盛りのポテトの上に乗せられた赤身肉は、見た目にもお腹にもインパクト抜群です。
肉とワインという永久定番の組み合わせに、お酒が進むこと間違いありません。
店内はややこぢんまりとしており、席数がそれほど多くない上に人気のお店なので、行きたい日があれば予約しておくのがベターです。
ちなみに前出のイタリアン トラットリアチッチャとは姉妹店だそうで、こちらも店員さんのホスピタリティ抜群な接客が印象的です。
人数に合わせてお料理のボリューム調整や、日替わりの黒板メニューの丁寧な説明に気遣いを感じます。
もちろんお料理やワインの知識も豊富なので、スタッフさんとおしゃべりするのも。来店時の楽しみの一つになりそうです。
吉祥寺の夜は長い
ワインは詳しくないと楽しめなさそう、というイメージがあるかもしれませんが、まずは知識の豊富な店員さんにお任せしてみると新たな世界が広がりますよ。
いつもはビール派という方も、今夜はふらりと吉祥寺の路地裏でワインを傾けてみるのはいかがですか。以上、「吉祥寺で気軽にワインが飲めるお店三選」でした。
今回「maiki_nishi」様に執筆いただきました。ありがとうございました。