火災保険

三井住友海上の火災保険メリット・デメリットを紹介【専門家が読み解く】

三井住友海上火災保険株式会社は1918年に設立した老舗の保険会社です。

2020年現在では保険料収入で業界3位(1位損保ジャパン日本興和、2位東京海上日動)の大手でもあります。

そんな三井住友海上火災保険が提供している『GKすまいの保険』は個人的には高齢者の方におすすめしたい火災保険です。

なぜ高齢者にお勧めしたいかは追々説明するとして、まずは価格.comで特徴とされていることが3つあります。

①リスクに対応した契約プランをお選びください。

すまいの主なリスクを6つに整理し、補償するリスクの数に応じて契約プランをお選びいただけます。幅広いリスクに対応したフルサポートプランをおすすめします。

②保険の対象に応じて保険金額と免責金額をお決めください。

建物の場合、三井住友海上が定める建物の標準評価額の上限以下で、100万円以上1万円単位で建物保険金額をお決めください。ただし、建物保険金額設定上限額の10%が下限となります。

③暮らしのQQ隊(水まわりQQサービス・カギあけQQサービス)付き!

「フルサポートプラン」、「セレクト(水災なし)プラン」のいずれかのプランにご加入いただくと、突然のトラブルでも、暮らしのQQ隊がしっかりサポートします。

参照先:価格.comhttps://hoken.kakaku.com/insurance/kasai/ms-ins/)

三井住友海上「GKすまいの保険」の基本補償

基本補償(パッケージ型)

火災、落雷、破裂・爆発火災(消防活動による水ぬれを含みます。)、落雷または破裂・爆発(気体または蒸気の 急激な膨張を伴う破壊またはその現象)をいいます。
風災、雹災、雪災台風、旋風、竜巻、暴風等による風災(洪水、高潮等を除きます。)、雹災、または豪雪、 雪崩等の雪災(融雪洪水等を除きます。)をいいます(吹込みまたは雨漏り等による損害を除きます。)。
水ぬれ給排水設備の破損もしくは詰まりにより発生した漏水、放水等または他人の戸室で 発生した漏水、放水等による水ぬれをいいます。
盗難強盗、窃盗またはこれらの未遂をいい、盗難に伴い保険の対象に発生した損傷または 汚損等の損害を含みます。
水災台風、暴風雨、豪雨等による洪水・融雪洪水・高潮・土砂崩れ・落石等によって、床上浸水 もしくは地盤面より45cmを超える浸水を被った結果、保険の対象に損害が発生した 場合、または再調達価額の30%以上の損害が発生した場合をいいます。
破損、汚損等不測かつ突発的な事故をいいます。

参照先:GKすまいの保険(https://www.ms-ins.com/personal/kasai/gk/

費用保険金(三井住友海上では自動セットの特約といいます)

事故時諸費用(火災等限定)特約火災、落雷、破裂・爆発の事故により損害保険金が支払われるべき場合に限り、損害保険金の一定割合をお支払いします。事故時諸費用(火災等限定)特約の選択パターンは、上記事故時諸費用特約と同じです。
地震火災費用特約地震等を原因とする火災で損害が一定割合以上となった場合に補償します。
バルコニー等専用使用部分修繕費用特約建物の補償対象となる事故によりバルコニー等の専用使用権を有する共用部分が損害を受け、管理規約に基づき自己の費用で修繕した場合に補償します。

参照先:GKすまいの保険(https://www.ms-ins.com/personal/kasai/gk/

三井住友海上「GKすまいの保険」のメリット

  • 暮らしのトラブルに備えられる「暮らしのQQ隊」
  • 親族の緊急事態に対応できる「親族連絡先制度」
  • 特約の種類が豊富
  • 「三井住友海上」というネームバリュー
  • 火災保険をワンランクアップできる制度「GKすまいの保険 グランド」

メリット①:暮らしのトラブルに備えられる「暮らしのQQ隊」

水回りや鍵のトラブルでの応急修理を365日24時間対応してくれるサービスがついてきます。

このサービスは楽天損保やAIG損保、損保ジャパン日本興和の火災保険にもついていますが、他社の中にはこのサービスがない火災保険もあるため、三井住友海上の火災保険ならではのメリットといえます。

ただし、暮らしのQQ隊は、「フルサポートプラン」、「セレクト(水災なし)プラン」限定のとなっているため、注意が必要です。

メリット②:親族の緊急事態に対応できる「親族連絡先制度」

保険契約者が、親族の同意を得たうえで、この保険契約に関する緊急連絡先として親族1名を登録する制度です。

保険契約者と連絡が取れない等の緊急時に、三井住友海上または代理店・扱者から、連絡先親族へご連絡します。

1人暮らしの高齢者が契約者になった場合は、是非登録したい制度です。

メリット③:特約の種類が豊富

「GKすまいの保険」は自由でセットできる特約の種類が豊富です。

その数17種類で賃貸建物オーナー向け特約など様々なニーズに答えられるように作られています。

ちなみに2020年2月現在損保ジャパン日本興和のTHE すまいの保険「個人用火災総合保険」で12種類、ソニー損保の新ネット火災保険は2020年2月現在3種類のみです。

この特約の数は他損保に比べても三井住友海上がトップクラスで多くなっています。

メリット④:「三井住友海上」というネームバリュー

これは損保ジャパンや東京海上日動の火災保険にも言えることですが、三井住友海上もネームバリューがあり、日本のメガ損保の一角であります。

そのため、倒産するリスクも他社より圧倒的に低いですし(保険会社は倒産リスクにも保険を掛けていますが)「三井住友海上火災保険」の火災保険という価値はネット保険に比べて信頼度は高いといえます。

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メリット⑤:火災保険をワンランクアップできる制度「GKすまいの保険 グランド」

「GK すまいの保険 グランド」は「GK すまいの保険」の利便性・サービスをより充実させた火災保険です。

「GK すまいの保険 グランド」専用アプリ「グランドアプリ」で登録した親族等の居場所(地震発生直前)を自動的に「グランドアプリ」が検知し、プッシュ通知で共有したり、家具移動・電球交換サービスまでサービスが拡充します。

三井住友海上「GKすまいの保険」のデメリット

  • 決められたプランからしか補償を選ぶことができない
  • 費用保険金(自動セット特約)が少ない
  • 保険料が割高

デメリット①:決められたプランからしか補償を選ぶことができない

三井住友海上の「GKすまいの保険」では基本補償を決められたプランからしか選ぶことができません。

そのため、自分が必要としていない補償も一緒に契約しなければなりません。

老舗の損害保険は基本的にこのパッケージ型が多いため、補償の自由度は低いです。

全て必要な補償であると判断できれば問題はありませんが、不要だと判断できる場合はおすすめできません、

楽天損保やソニー損保ではフリープラン制をとっているため、補償をご自身でカスタマイズされたい方にはおすすめです。

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デメリット②:費用保険金(自動セット特約)が少ない

補償を拡大してくれる費用保険金(自動セットの特約)が損保ジャパン日本興和のTHE すまいの保険「個人用火災総合保険」では5種類ですが、「GKすまいの保険」では3種類のみです。

万が⼀の際には、建物や家財の損害のほかに、さまざまな費⽤が必要となります。

ただし特約で付帯することは可能なので、必要なものは自動セットではなく、自分でカスタマイズして特約を付帯してくような形になります。

特約の種類は豊富であるため、ご自身で後から特約で補償を拡充される方は問題ないでしょう。

デメリット③:保険料が割高

地震保険の割引制度はありますが、基本的に割引制度はありません。

そのため保険料もダイレクト保険に比べ割高になってしまいます。

ダイレクト保険は代理店がない分割安となっていますが、何か不具合あったときに電話でのやり取りのみとなるため、致し方ないというべきでしょうか。

まとめ:三井住友海上「GKすまいの保険」の最終評価

三井住友海上の「GKすまいの保険」は高齢者にお勧めしたい火災保険

親族の緊急事態に対応できる「親族連絡先制度」を設けていたり、「GK すまいの保険 グランド」にすれば家具移動・電球交換サービスまであったりと、三井住友海上の「GKすまいの保険」は高齢者に優しい火災保険となっています。

また、「グランドアプリ」で登録した親族等の居場所(地震発生直前)を自動的に「グランドアプリ」が検知するため、世帯がある方にもおすすめできます。

ただし、補償がカスタマイズできなく、保険料も割高であるため、補償を自分で組み立てたい方にはおすすめできません。

保険料については、是非他社と見比べて検討してみてはいかがでしょうか?

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