損保ジャパンは2014年9月1日に、損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が合併して発足し、日本国内最大の損害保険会社となりました。
特に火災保険では、住宅金融支援機構特約火災保険や住宅金融支援機構まで請け負っており、日本で現在もトップで走り続けている損保です。
そんな損保ジャパンの火災保険 THE すまいの保険「個人用火災総合保険」は価格ドットコム内で特徴とされていることが3つあります。
①自然災害をはじめ、身近な事故も補償します!
部屋の掃除中に誤ってドアや壁を壊してしまった!家から持っていったカメラを落として壊してしまった!自動車の車庫入れに失敗して、車庫を壊してしまった!なども補償の対象となります。(補償の対象となるかどうかは、お選びのプランや特約によって違いがあります。加入前にご確認ください)
②充実のサービスをすべてのプラン無料付帯!「すまいとくらしのアシスタントダイヤル」
日常生活やお住まいのトラブル等でお困りの際に、専門業者を手配しての応急処置や、お電話でのご相談等に対応するサービスが無料で利用できます。(総括契約に関する特約がセットされた契約の場合は、サービスの対象外となります。)
③キャッシュレスでご契約OK
ご契約時に現金のご用意は必要ありません。 保険料は、保険口座振替・払込票(郵便局・コンビニエンスストア)・クレジッドカードによりお選びいただけます!したがってご契約時に現金をご用意いただく必要はありません。
損保ジャパン日本興亜のTHE すまいの保険「個人用火災総合保険」とは?
そんな損保ジャパンのTHE すまいの保険「個人用火災総合保険」は三段ピラミッド構造でできています。
今回は基本補償と費用保険金について説明していきます。
基本補償
火災・落雷・破裂または爆発 | 火災、落雷、破裂または爆発により、保険の対象が損害を受けた場合 |
風災・ 雹災または雪災 | 風災・ 雹災または雪災により、保険の対象が損害を受けた場合 |
水災 | 台風、暴風雨、豪雨等による洪水・融雪洪水・高潮・土砂崩れ・落石等の水災 |
建物の外部からの物体の衝突等 | 建物の外部からの物体の落下、飛来、衝突、接触もしくは倒壊または建物内部での車両もしくはその積載物の衝突もしくは接触による損壊 |
水濡れ | 給排水設備に生じた事故または被保険者以外の者が占有する戸室で生じた事故に伴う漏水、放水またはいっ溢水 |
不測かつ突発的な事故 (破損・汚損等) | 不測かつ突発的な事故により、保険の対象が損害を受けた場合 |
参照先:損保ジャパン日本興和サイト(https://www.sjnk.co.jp/kinsurance/habitation/sumai/sche/#50)
費用保険金
『THE すまいの保険』では、「損害保険⾦」と「費⽤保険⾦」を組み合わせて利用できます。
損害保険⾦は、建物や家財の損害を補償するものです。
しかし万が⼀の際には、建物や家財の損害のほかに、さまざまな費⽤が必要となります。
その費⽤をサポートするのが、費⽤保険⾦です。
地震⽕災費⽤保険⾦ | 地震・噴⽕またはこれらによる津波(以下「地震等」といいます。) を原因とする⽕災で建物が半焼以上、または保険の対象である家財が全焼した場合は、保険⾦額の5%をお⽀払いします。 |
残存物取⽚づけ費⽤保険⾦ | ⽕災保険の損害保険⾦が⽀払われる場合に損害を受けた保険の対象 の残存物の取⽚づけに必要な費⽤で、実際にかかった費⽤ (損害保険⾦×10%限度)をお⽀払いします。 |
凍結水道管修理費用保険金 | 専⽤⽔道管が凍結によって損壊を受け、これを修理する場合 の費用で、実際にかかった費用(1回の事故につき、10万円限度) をお支払いします。 |
臨時費⽤保険⾦ | ⽕災保険の損害保険⾦が⽀払われる場合に損害保険⾦に プラスしてお⽀払いします。 臨時費⽤保険⾦は、損害保険⾦との合計額が保険⾦額を超過する 場合でもお⽀払いします。 |
損害防⽌費⽤ | ⽕災、落雷、破裂または爆発による損害の発⽣または拡⼤の防⽌の ために必要または有益な費⽤として⽀出した以下の費⽤について、 実際にかかった費用(保険金額限度)をお支払いします。 |
参照先:損保ジャパン日本興和サイト(https://www.sjnk.co.jp/kinsurance/habitation/sumai/sche/#50)
損保ジャパンのTHE すまいの保険「個人用火災総合保険」のメリット
- 契約は全てキャッシュレス決済が可能!
- 免責額が5パターンから選べる!
- 独自割引「建物+家財セット割引」でお得に!
- 損保ジャパンの信頼度!
- 地震に特化できる「地震危険等上乗せ特約」!
メリット①:契約は全てキャッシュレス決済が可能
契約時、現金が必要な保険会社はまだ多くありますが、損保ジャパンは完全キャッシュレス可しています。
そのため、様々な支払方法を選ぶことが可能です。
クレジットカードを指定し、クレジットカードのポイントを貯めるというのもいいと思います。
メリット②:免責額が5パターンから選べる
免責額は0円、1万円、3万円、5万円、10万円から選ぶことができます。
免責額は自己負担額のことで、自己負担額が少ないほど、支払額は多いですがその分保険料も上がります。
免責額が選べるということはその分自由度も高く、保険金が下りるときはよりリアルに金額がわかります。
メリット③:独自割引「建物+家財セット割引」
損保ジャパン日本興和は独自の割引で建物に家財をセットして保険期間10年で契約すると、家財の保険料が割安になります。
ただし、割引の数はさほど多くはないため、割引に特化した保険ではありません。
メリット④:「損保ジャパン日本興和」のネームバリュー
損保ジャパン日本興和には日本最大級の保険会社であるため、ネームバリューがあります。
また、ネームバリューがあるだけではなく、2020年の信用格付と言われる保険会社の信用力の高さを客観的に測る指標では東京海上日動に次いで第2位の好成績を残しています。
そのため、倒産するリスクも他社より圧倒的に低いです。(保険会社は倒産リスクにも保険を掛けていますが)
メリット⑥:地震に特化できる「地震危険等上乗せ特約」
通常の地震保険では最大でも火災保険の保険金額の50%しか保険金がもらえないです。
しかし「地震危険等上乗せ特約」なら全壊の場合、地震保険でもらえる保険金が、火災保険の保険金額の100%になります。
これは他社ではソニー損保と東京海上日動にのみにある補償で、日本という国に合った補償といえます。
また特約の種類が豊富にあるのも、魅力の1つです。
損保ジャパン日本興亜のTHE すまいの保険「個人用火災総合保険」のデメリット
- ダイレクト損保と比べると補償の自由度が低い!
- 保険料が比較的割高!
デメリット①:基本補償が6プランから選べるが…
基本補償はベーシック(Ⅰ型)ベーシック(Ⅰ型)水災なし、ベーシック(Ⅱ型)ベーシック(Ⅱ型)水災なし、スリム型(I型)スリム(Ⅱ型)の6プランから選ぶことができます。
しかし、フリープランをとっているダイレクト損保と比較すると、自由度は低めです。
自分が補償したい内容を選びたい方はそちらをおすすめします。
デメリット②:保険料が割高
やはり損保ジャパンの火災保険は代理店型の火災保険ということもあり、ダイレクト損保や共済と比べて若干割高に保険料が設定されています。
特に割引も多くはないため、利用できたとしても割引率はさほど高くはありません。
損保ジャパンの火災保険のまとめ!
損保ジャパン日本興和は、他社ではやっていない新しい特約を作ったり、損害保険業界でパイオニア的な保険会社です。
「地震危険等上乗せ特約」は地震の補償を手厚くする他社には類を見ない補償であり、契約する場合は付帯したい特約です。
しかし、「必要最低限でいい」「お守り程度に」と考えている方には不向きといえるでしょう。
補償をできるだけ手厚くされたい方におすすめします。
まずは保険料と補償の手厚さを比べるためにも比較サイトで火災保険の比較し、見直しや契約をするべきではないでしょうか。
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